エディンバラ観光②
今回も引き続きエディンバラの観光について。
エディンバラの街はこじんまりとしており、だいたいの観光名所は集まっています。とはいえ、高低差があり、旧市街は石畳の道が多いので歩くと少し疲れます。
エディンバラ城
岩山の上にそびえ立っていて、メインストリートであるプリンス・ストリートからもよく見える街のシンボル的な存在です。
城壁の中は、このような石造りの建物がいくつかあります。
丘の上にあるため、お城の敷地からの眺望はなかなか美しいです。日曜日を除く毎日13時に、広場で大砲を撃つデモンストレーションが行われ、写真やビデオにおさめようと人々が集まります。"One O'cloclk Gun"と呼ばれており、その昔は、航海をしている人に正確な時刻を知らせるために、鳴らしていたとのことです。一瞬で終わってしまいますし、長時間待つほどのものではないかな…と思いますが、その時間帯に訪れるということであれば、少し待ってみてもいいかな、と思います。
ホリールードハウス宮殿
1128年にスコットランド王、デイヴィッド1世によって建てられた寺院が前身で、建物を増築したりしながら、15世紀に国王の住居として使用されるようになったとのことです。
現在は、エリザベス女王が夏季休暇中に利用されるようです。
こちらは教会の跡地。なかなかの趣がありました。
カルトン・ヒル
このアテネの神殿風のモニュメントは、19世紀にナポレオン戦争で亡くなった兵士の慰霊のために造られ、予算の不足で未完成のままに終わってしまったそうです。
カルトン・ヒルからの街の眺め。向こうに、エディンバラ城が見えます。
カルトン・ヒルからは海も見え、エディンバラが北のアテネと言われたのもうなずけるほど美しい景色を目にすることができます。訪れるまでは、ただの小高い丘でしょ、と思っていましたが、実際に行ってみるとエディンバラの美しい景色をより一層感じることができるので、とてもおすすめのスポットです。
スコット・モニュメント
エディンバラ駅を降りたらすぐに目に付く、この大きなモニュメントはスコット・モニュメントという名前で、新市街の中心通りプリンセス通りに立っています。近くには観覧車や子ども用のトランポリン?などがあり、賑やかな場所です。
#逆光ですみません。
エディンバラ生まれの文豪ウォルスター・スコット(Walter Scott)を記念して、George Meikle Kempという建築家が建設したゴシック調の荘厳な建物です。
中に入って上まで登ることができ、途中のスペースには小さなミュージアムがあります。上に行くほど狭まっていく構造上、階段もどんどん狭くなっていき、最後の方は片側でしか通れないほどです。
#遠くにカールトン・ヒルが。手前の時計台はホテルです。
#エディンバラ城と手前にあるのは博物館。隣に観覧車も写っています。
一番上まで登ると、このように街を一望することができます。
お天気の良い日は最高ですね♪
記念写真を撮る際に残念なのは、柵があるために景色と人を一緒にうまく撮ることができないことくらいでしょうか。
エレファント・ハウス
こちらは、ハリー・ポッターの著者、J.K.ローリング氏が通っていたお店として有名になり、多くのファンが訪れているお店です。
#約1年前に訪れた時の写真
トイレには、ローリング氏へのメッセージが所狭しと書かれています。最初見た時はすぐに彼女へのメッセージとは気づかず、あまりの凄まじい落書きに驚きました。
1年前に行った時とは、メニューも注文のシステムも変わっており、個人的には残念な気持ちになりました…。お客さんの回転を少しでも良くするための変更なのでしょうけれど、雰囲気の良いカフェという印象はなくなってしまいました。観光名所になってしまうと、仕方ないのかもしれませんね。
Oink
ポークサンドのみを取り扱っているお店で、いつも行列ができている人気店です。
エディンバラ城につづくメイン通りであるロイヤル・マイルからジョージ4世橋を左に曲がり、ヴィクトリア通りを進むと豚さんのマークのある小さなお店が見えます。
日本人が皆美味しいと思うか、と言われると難しいですが、ローストポークとソース、パンがよく調和していて、短期間の滞在にもかかわらず2回も買ってしまいました。
ちなみに、ソースとパンは選べますが、おすすめはアップル(イギリスではポークにはアップルを合わせることが多いです)ソースと、ブラウンブレッドです。(パンはこちらにしては珍しくフワフワ系です)。
エディンバラは観光スポットがいっぱい、といったタイプの街ではなく、街全体の景色・雰囲気をゆっくり楽しむのがいいところかな〜と個人的には思います♪